次の音は、思わぬところに埋まっている。

思い出したように更新したりしなかったり。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カテゴリ: スポンサー広告

[edit]

Trackgack -- | Comment --

PAGE TOP

デジカメで書籍を切らずに自炊が出来るか。 

自炊と言われて「いやー僕実家暮らしなんで、料理はしないですねー」とか言ってたのも今は昔。先端を行くガジェット系の方々にとって、自炊といえば「自分で書籍をデータ化して保存すること」を意味するそうで。

まあ実際には、データ化した本の9割は二度と読まないとか、現実的な冷や水を浴びせられているのも確かでしょうが、それなりにメリットも色々あるでしょう。スペース的なものとか。


で、まあ興味はあるわけです自炊。ですがこのブログの管理人は、本を裁断することに一抹の抵抗がありまして、設備をそろえてガッサガサ切って、というのになかなか踏み切れない(設備投資も結構かかるしね)。そうこうしてるうちに、本棚はとうの昔にキャパを超え、並べた本の前や上にも本を並べて積むのが常態化。捨てるか売るかしろよって話なんですがねー、どうも本がぎっしりという状況自体も好きみたいやから(じゃあ自炊すんなよ)。ちなみにCDもぎっしりあるぜ。それどころかHDDにもみっちりつまってるから、あと10GBくらいで容量が埋まってまう。誰か2GBくらいのHDDドライブください(買えよ)。


それはさておきタイトル。今回のテーマは「切らずに自炊」、つまり本をそのままの形で取り込み、電子データ化できないもんかという試み。どうしても切断という破壊的なプロセスから逃れられない自炊を、なんとか非破壊的にできないものかということ。

結論から言うと結構手間な上に大したデータがとれないので、オススメはしません。といってこの記事を終わらせてもなんなので、一応やり方。超アナログなので、もう一回言うけどあんまり真似しないで下さい。

※今回はハードカバーでやってます。雑誌とかだとまた変わってくると思うのでご注意ください。



用意するもの:本(今回はベルンハルト『石灰工場』)、デジカメ(今回はLUMIX DMC-FZ28を使用)、三脚(ミニミニのはダメ)、ブックエンド3-4つくらい。

手順:
1.平らな床か机の上にブックエンドを逆さに2つおく。今回はダイソーで2個105円で買ったミニブックエンドを使用。

2.本を広げて、ブックエンドの上において固定。ページが閉じるようなら、別のブックエンドなどでおさえておく(写真)。
P1010053.jpg

3.本に影ができないように三脚を立てて、本の真上に来るようにデジカメをセット(写真)。脚がうつりこみやすいので、そこそこの高倍率ズーム(3-5倍もあれば十分)で成るべく高くから撮ると、影など入らずうまくいきやすい。
P1010049.jpg

4.MF(マニュアルフォーカス)でピントを合わせて置けると非常にラクなので推奨。なければ普通にAF(オートフォーカス)でパシャッと撮る。撮ったらページを手動でめくり、また撮る。これ繰り返し。


たったこれだけ。オートシートフィーダ対応のブックスキャナも、裁断機も要らないので、初期費用はそんなに要らない。
そうして自炊できた本は、こんな感じの画像で保存される。

P1040666.jpgP1040643.jpg
ちゃんと表紙もやったけど割愛(この画像は縮小済み)。ゆがみとか外側のマチとかは、デジカメなのでこんなもんです。もうちょっとうまくとれば知りませんが、OCR向きではないかと。ちなみに1000万画素のカメラですが、500万画素くらいで十分。


もともとこの本、トーマス・ベルンハルトの『石灰工場』(早川書房)をデジタルデータで保存したいからやってみたんですよねー。この本滅多に見つからない貴重な本みたいやから、ちょっとどうしても裁断したくなかったし、でも色あせないデータにはしときたかったし、というだけのことで。


正直この方法で家の本を全て自炊したら、おれは数キロ痩せると思う。なんでって、めっちゃしんどいのよ。撮ってはしゃがみ、ページをすばやくめくってまた立ち上がってパシャリ、そしてすぐさましゃがんでページをめくりを繰返すと、割と本気のスクワットをすることになるわけね。これが200ページくらいやからまだいいけど、1000ページとかあったらスクワット500回コースですよ(一気に2ページ撮れるため)。痩せるよ。

ちなみに今回、慣れたら1分で8-10枚(16-20ページ)くらい撮れたので、所要時間は200ページなら20分程度で抑えられるはず。休み休みやらなければ。


お金のある人なら、シャッターリモコンを付けられるカメラでやるとかなり楽とは思いますが、そんなん買えるならスキャナ買って自炊しましょう。それか、もっとお金を持ってるなら、スキャポンとかのスキャン代行サービスにかけてやってもらうとか。それか、もうお金なら有り余ってるから、なんとか切らずにスキャンできないか、という人は、Googleがもってる全自動ブックスキャナーでも買ってください。1000万円くらいなんで。


今回の方法のメリットとデメリットを強いてあげると、

メリット:安い、切らなくていい、足腰が鍛えられる、ダイエットになる
デメリット:しんどい、面倒、データがそこまできれいじゃない(中央と外側などが改善の余地あり)、疲れる


というわけなのでただ単純に自炊がしたいだけの人にはオススメしません。お金がない人か、よほど切りたくない人か、自炊をしながらダイエットしたい人だけにオススメします。やるとしても自己責任で。足腰を痛めたとか言われても責任は持てませんので、あしからず。

最後にもう一回いいますが、あまりオススメはしません。



これがGoogleも使ってる全自動ブックスキャナ。一時間に2400ページスキャン。


メカニズムは違うけど東大でも開発中。iPhoneかざしてパラパラめくるだけで自炊できたら、まーみんな自炊するわな。


FC2 Blog Ranking
スポンサーサイト

カテゴリ: 雑記

[edit]

PAGE TOP

コメント

そもそも自炊するべき理由がないからですね。
小説なら、買うか借りるかしてそのまま読めば良いし、そのうちダウンロード購入が普及するでしょう。
僕は仕事上の必要性から、デジカメで(自分が買った本や雑誌の)医学文献を自炊してます。
CTやMRIの画像診断をしている医者ですから、診療現場の画像に対応する知識を探し出す目的で、必要に迫られています。
キーワードで文献がすぐに見える環境が、僕の仕事場には現在ありませんので、仕方なくこんな手間のかかることをしています。
20万枚、10万ページ弱の画像がMACに入ってます。
敢えて古いニコンのコンデジで、我慢できる最低限の画質にすると1枚0.2Mでいけます。
手持ち撮影、照明はシャウカステン(X線写真を見るときに使う白く光る板ですね)で。一ページ2枚くらい、写真は拡大する時も。
撮影は簡単で、次々できるのですが、数ページから十数ページくらいの論文をそれぞれファイルに入れて、検索可能なように名前をつけて、仕分けしていくのが時間がかかります。
これで、大脳から足の骨まで、なんでも来いとなります。
一番大変なのは、文献を読んでいくことですが、ざっと目を通しておくと、似た画像を見たときに役立ちます。
もっと簡単な方法があるなら、こんなことさっさと止めてしまいたいです。
医局秘書が効率の良いスキャナーで仕事用の本、雑誌を片っ端からスキャンして仕事に使えば、医療の質が向上するのですが、個人使用の範囲を超えるので違法行為です。

mmm #IwEkFb82 | URL
2012/12/21 12:58 | edit

コメントありがとうございます。私も自炊する対象は、生物系の専門書と学術雑誌が中心ですが、やはり同じような課題があります。

画像を得ることより、その画像の中から必要な物をすばやく取り出すための処理が大変ですね。特に日本語だとOCRも誤読み込みが多いので、検索してもダメなことも多いです。それでも画像1枚1枚を参照するよりは、まとめてPDFに変換し、OCRをかけて文献を横断検索するほうがまだましでしょうね。

古い文献や需要の少ない専門書、美術書などは、電子テキストとしてダウンロード購入できる見込みが小さいので致し方ないところですが、大量の書籍の画像データをすでに持っているGoogleなどが、そのデータ販売を出来るようになれば、かなり状況は改善するのではと期待しています。著作権の問題が大きいのですぐにどうこうなるものでもないでしょうけどね。

KETIPA #DpteqmN2 | URL
2012/12/21 22:59 | edit

ども~、デジカメでお手軽な自炊の記事を探していたらたどり着いた通行人です。
なかなか面白いやり方の自炊ですね。参考になりました。

確かに立ったり座ったりがつらそうですね。
ふと思ったんですが、三脚をあえて傾けるのはいかがでしょう。

  三脚を一番短くする。
  脚を一本だけ、ある程度伸ばして傾ける。
  三脚の脚が写りこまないようにまで傾けると、そのままでは倒れてしまうので、何か適当なウエイトで伸ばした脚を押さえる。(広辞苑等、適当な辞典とか)
  動かないように、床・脚・ウエイトをそれぞれ養生テープ等で、簡易に固定。
  自身は対面に座り、ページめくりとボタン押し。
  自分の影が邪魔しないように照明の位置を工夫、もしくはフラッシュを焚くなど。
  
スクワットからは開放されると思うのですが、どうでしょうか。ご検討して下さいませ。

適当なガラス板・アクリル板などがあれば、それでページをぐっと押さえたら、真ん中と端ももう少し見やすくなるかもしれません。
(押し広げるため、その分、本は傷みますが。)
半ページずつ押さえたらいいかもしれませんが、面倒くささは倍増しますね。

通りすがり #LNWgzlZY | URL
2015/09/22 07:35 | edit

Re: タイトルなし

通りすがり様

コメントありがとうございます。
実際そういう形でカメラを固定できる器具も売っているようですし、三脚を傾けるのも手ですね。


まだまだ試行錯誤が必要なようです。

KETIPA (けぱ) #- | URL
2015/09/30 00:19 | edit

PAGE TOP

コメントの投稿

Secret

PAGE TOP

トラックバック

トラックバックURL
→http://woshyru.blog117.fc2.com/tb.php/470-4bbe8fff
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

PAGE TOP

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。