次の音は、思わぬところに埋まっている。

思い出したように更新したりしなかったり。

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川村結花「朝焼けの歌~秋・冬盤~」 

歌手は、たとえ自分で作詞作曲をしなくても、売れる人は売れます。逆に、よく人に楽曲提供をする人は、歌手として活動していても目立たなくなりがちです。川村結花もどちらかといえば後者。SMAPの名曲「夜空ノムコウ」をはじめ様々な人に楽曲を提供していますが、川村さんの歌っている曲を聴いたことがある人というのはそこまで多くはいません。なぜかは知りませんが、そんな風に感じます。川村さんとも親交の深い上田現さんなど、さらにその傾向が強いのではないでしょうか。ちなみに上田さんは、元ちとせなどの楽曲を多く受け持っています。

しかし目立たないからといって、川村さんの歌が大したことないというわけでは決してありません。表題にあげたのは4曲入りのシングルですが、これが捨て曲無しの傑作。
一曲目「朝焼けの歌」ではケミストリーの堂珍と共演し、夜が明けきらない街を物憂く表現。しかし陰気なのではなく、力強さがある。これが川村さんのバラード系楽曲の特徴です。そのメロディと声によってただ悲しいだけではない、得がたい感動を与えてくれます。
二曲目「夕日が沈んだら」。ピアノのメロディーラインが心地よく、しかしどこか物悲しい、ジャズ要素も取り入れる川村さんならではの世界です。
三曲目「誰よりも遠くから」は、子守唄のようなメロディがたゆたう一曲。
四曲目「悩みの丘」。これもピアノが川村さんの声を支え、力強い曲になっています。

川村さんの曲は、このCDに収録されているものに限らず、街の情景を感じられる曲が多いです。このシングルを聴いてみて、手ごたえがあれば他のアルバムなどに手を伸ばし、4曲聴いてもなんとも思わなかったら、残念ですが他のアーティストを探しましょう。

朝焼けの歌~秋・冬盤~朝焼けの歌~秋・冬盤~
(2002/10/23)
川村結花

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Gian Francesco Malipiero「Sette invenzioni, Quattro invenzioni, Il finto Arlecchino, Vivaldiana」 

イタリア人のクラシック作曲家を上げてみなさいといわれてすっと名前が出てくる人は、学校でまじめに音楽の勉強をしていた人か、クラシック音楽好きの人くらいです。ちなみにそんな人がどんな作曲家の名前を挙げるかというと、優等生はヴィヴァルディなどよく習う人、クラシカーになるとプッチーニやロッシーニ、それなりにクラシックに親しんでいる人ならレスピーギなど。イタリア人作曲家にはオペラ作曲家も多く、オペラに詳しい人ならもっと挙げられるでしょう。

しかし、知っているイタリアの作曲家にジャン・フランチェスコ・マリピエロを挙げる人はそういません。マリピエロは1882年生まれのイタリア人で、同年代に生まれたカゼッラ、ピツェッティとともに80年組みと呼ばれることもあります。ドビュッシーの影響などを受けながら、91年の生涯において、交響曲は番号無しのものを含めて14曲、ピアノ協奏曲6曲、その他イタリア古典音楽の校正を行ったり、様々な作品を作ったにも関わらず、決して有名にはなっていません。CDの数も少なく、一曲を複数の録音で聴き比べるなんて贅沢なことはほとんど出来ません。相変わらず演奏格差は経済格差並にひどいものがあります。特に日本国内ではその傾向が顕著です。日本のレーベルから出たマリピエロのCDなんてごくわずかしかありません。

表題に揚げたCDは、クラシックの文庫本とも言われるNAXOSからリリースされたものです。1枚1000円程度で、入手も容易です。この中に、4曲で18トラックが収録されています。特に前半二曲は、いわゆる堅苦しいクラシックから遠い曲調なので、クラシックなんてつまんないなんて人にもいいかもしれません。何せ、片方は映画音楽でもあるのです。特に若い人は、クラシックや管弦楽入門に映画音楽という選択肢、全然ありです。下手なものを聞くと余計に嫌いになりますが。

Sette invenzioni(7つのインヴェンション)は、1930年代のイタリア映画「鋼鉄」にも使用された曲で、その作風は勇壮、快活。不協和音を混ぜ込んだりしているにもかかわらずそのスカッとした空気を澱ませることはありません。(4曲目と6曲目はテンポが穏やかになり、宿音楽のようになります)管楽器と弦楽器の美しさ、カッコよさが存分に楽しめる7曲です。
続くQuattro invenzioni(4つのインヴェンション)は、映画音楽のために書かれたけど没になった曲です。そのためか前曲よりは感動が劣るかもしれませんが、特に前2曲、やはりただ者ではないです。
そのあとの二曲は、ちょっと古典的な作風が強まり、クラシックに親しんでいない人は飽きてしまうかもしれません。割と古めのクラシックが好きな人からどう評価されるのかはわかりません。なにせ、僕の好きなクラシックは20世紀にはいってからの曲がほとんどなので。

ちなみにマリピエロの一連の交響曲は、より通好みです。カッコイイことに違いはありませんが。しかしドビュッシーなどの印象派の管弦楽曲が好きなら結構おいしくいただけるのではないでしょうか。ただ交響曲のCDは種類が少ないうえに、全曲をリリースしたマルコポーロレーベルのものは全て廃盤。現在ではAmazonやヤフオクなどで地道に高額で手に入れるか、ナクソス・ミュージック・ライブラリに月額1890円で登録して聴くしかなさそうです。

Malipiero.gif

マリピエロ:7つのインヴェンション


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Rei Harakami「わすれもの」 

最近にわかに評判が上がってきたレイ・ハラカミ。矢野顕子さんに世界遺産認定されyanokamiとして活動したり、天然コケッコーの音楽を担当したりと忙しい様子。基本的に電子音だけで構成される彼の音世界は、耳当たりがよくふわっとした丸まった音でできている。リズム感もあり、独特な音に魅了される人も多いはず。他にないタイプのエレクトロニカ(電子音楽)です。

表題アルバムは、そんなハラカミさんの未発表曲を集めた一枚。若い頃の作品なども含まれており、純粋で無邪気で、とても楽しい。1曲目の「にじぞう」で、独特なカラフルな世界を描き出す。そこから10曲目の「さようなら」まで、まるで子供の頃に見ていた世界を音にこめたような、抽象水彩画にも負けない感動を与えてくれます。淡く切ない印象を残す6曲目の「きえたこい」など佳曲ぞろい。このアルバムか、3作目の「Red Curb」などからレイ・ハラカミに触れてみるのをお薦めします。

入手は今日現在平易。AmazonやHMVでも取り扱っています。TSUTAYAでも、エレクトロニカやクラブ・ミュージックの品揃えがよいところにはあるでしょう。

ところでこのジャケットのちくわが気になるのは、僕だけではないですよね。


わすれものわすれもの
(2006/05/10)
rei harakami

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INTRO 

みんなこういうブログの書きはじめをどうやってるのか知らないけど、そんなに大げさなことを書かなくてもいいかな。とにかくこのブログでは、毎日個人的に捜し求めている音楽を、知らない人にとっては知る機会になるために、知っている人にとっては、とりあえずここにも知ってる人がいるよというアピールのために、ゴリゴリと書いていこうという決意表明をすべく、このINTROを書き記します。CDメインで話をしますが、単曲でも取り上げます。「流行りモノの音楽がいいな」というミーハーな方向きではないです。「もっといい音楽を知りたい」という方向きです。

GOMES THE HITMAN「東京午前三時(Remix)」
これから朝が始まる街を描いて。JACCSカードのCMで有名になったGOMES THE HITMANの曲です。彼らのmyspaceにて視聴できます。
INTROに添えて。

GOMES THE HITMAN myspace
http://www.myspace.com/gomesthehitman



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