次の音は、思わぬところに埋まっている。

思い出したように更新したりしなかったり。

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歌詞評価強化週間第四週 

第一週
第二週
第三週


間が空いたけど、そろそろ歌詞がたまってきたので第四週。

単に心境を色濃く反映した歌詞が並んでるだけのような気もするけど、まあいいや。

続きから。
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しにたい、でも死にたくはない。 

[雑文]僕らはカジュアルに「しにたい」

あーそうだ、これだ。こうだ。ことあるごとに(あるいはことなくても)「しにたい」と心でつぶやいていたのは、名前のない気分(その根底には諦めがある)を代弁してたんだな。ちょっとすっとした。


「しにたい」は対象との断絶を意味する。対象は無条件に自分の眼前に存在しているのである以上、消すべきはそれを願う自分のほうではないのか。努力は万能ではない。みんなそんなことは知っている。だいたい、願った自分を、その願望に向かって駆り立てる駆動力はどこにあるのか。ガソリンを供給してくれる人はいない。人はみな、ひとりきりで、なんとなくこの空の下で立っている。僕たちは、みんな去勢されている。


そういうさびしさに、これまで名前がなかった。だから、「しにたい」なのだ。

全体的に、心を表す言葉が少なすぎる。夜のさびしさも、快晴の日のさびしさも、朝のさびしさも、夕暮のさびしさも、一人のさびしさも、誰かといるときのさびしさも、みんな「さびしさ」になってしまう。

そこを埋めるべき文学(小説でも詩でも)から、何か言葉が生まれてきたかな。みんな描写で間接的に各種の「さびしさ」を表現することはあっても、それぞれに名前をつける人はいなかったんじゃないかな。寡聞にしてしりません。

そういえば昨日の吉田群青さんのブログにも、何か書いてたような。

いまここで、わたしをさらえ、あおあらし - ホテル・バルセロナ

本当は、思い出とかはあまり増やしたくない。
わかりやすく言えば、未練になってしまうのが厭だから、自分から積極的にいい思い出を増やすというのに抵抗がある。


ここにもどこか、対象との断絶を意識しているようなふしがある。この吉田群青さんてのは、ネット詩人のひとりなんですが、やっぱり心を言葉に表すのがうまいなあと、感心してしまいました。そして、「さびしい」な、と感じるわけです。こういう気持ちがわかるから、さびしい。しにたい。


Do you remember, - ホテル・バルセロナ

ああ、まだ死にたくないなあ。


でも、しにたいなあ。俺は、しにたい。

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寂しいときに寂しいピアノ曲を聴くとヤバい(寂しいピアノ曲リスト付) 

余裕のない人は笑えない。二通りの意味で。

1.余裕のない人はいろんな面白いものを見ても笑えない。→これはそのまんまですね。

2.余裕のない人をクサして笑うことがしにくい。→クサされても笑い飛ばしてくれるような人なら、いじりやすいですよね。いじられると切れるとか、気にして落ち込んでるとか、そんな人やといじって笑いにしづらい、と、そういうことです。





でそれとは無関係に、気分が沈んでる時とか寂しいときというのは、暗いとか寂しいとか、そういう曲にやたら共鳴してしまうようですね。逆もしかり。

それが精神衛生上いいのかどうかはともかく、寂しい気分の時には、寂しいピアノ曲とかが心に引っかかってきます。こういうときに、NML(クラシック聴き放題サーヴィス)とかとても好都合。ちょっとさみしめの曲をプレイリストにしてまとめてみよう(さみしいかどうかは主観)。主にNMLにあるものから。

1.グリーグ:ペール・ギュント 組曲第1番 Op. 46 - I. Morgenstemning (Morning Mood)
2.ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
3.タイユフェール :組曲「ブルレスケ」 - V. Fringante
4.タイユフェール :ヴァイオリン・ソナタ第2番 - II. Adagietto
5.シュールホフ :皮肉 Op. 34 - No. 3. Alla marcia militaristica
6.モンポウ :12の前奏曲 - Prelude No. 5
7.モンポウ:Impressions intimes. Planys - Ocell trist
8.ドビュッシー:子供の領分 - V. The Little Shepherd
9.セヴラック:ヴァカンス I - No. 4. Toto deguise en Suisse d'eglise
10.パルムグレン:太陽と雲 - 五月の太陽は微笑む Op.102-5 *
11.吉松隆:プレイアデス舞曲集IV - IV. 間奏曲の記憶 *
12.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ

*はNMLにない曲です。あとはあります。

全制覇がムズ過ぎるプレイリストですが(パルムグレンが難関)、かなしいピアノ曲探しの一助にでもなれば幸いです。

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バッタモン天国(中国? 台湾?)のTシャツみっけ。 

いやーあるもんですね。服買いに行ったら、こんなのうってたよ。

P1010078.jpg

一瞬何かわからんやろうけど、これTシャツなんです。ツッコミどころしかねえよ。もはやネタ。

中国商品の日本語の誤字誤記は日常茶飯事とはいえ、これはひどい。書き写してみよう。

CONTENTS

けじめに
イントロタクショソ

001
Thrash 'n Burn(スポーシフプソド掲)
ヌケートホート
どーチイシャシ
BMX

002
Feel The Noize(パンド舗)
レシイ・トツト・ロツク
メタル
ヅヤーヅヤシャシ(セタ銅ペースボールメシャシ)
パンク
ニュークェーェけグォ
’70任サのスーパースヌー
ニコーロマソモィシク
’80任サのスーパースヌー
ヲ゛ジャム・レコーディソグズ

003
Pop Culture(ポシプカルチャー軸)
モレピ&份両
ユミツク&アニイ
?彺

コレクツョソ&?彺
イソデツクス
?彺

写真加減でいまいち判読できなかったのがあって残念。もういちいち突っ込まなくていいですよね。もともとなんて書かれてたんか不明なものも大量やし。「ニュークェーェけグォ」とか「モレピ&份両」って何なんやろう。

てかなんでこんな目次みたいなのをTシャツの柄にしようと思ったんかが謎ですね。

だれがこれを1000円で買うんや。俺は買いませんでした。

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カテゴリ: 雑記

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名称未設定の写真家 

  淋しい寝る本がない(尾崎放哉)

もう本当にすごいと思うんです放哉。


そんな放哉の句に匹敵できるか(できるか)、ほころび写真。もはやこんな名称名ばかりで、ただのちい散歩みたいになってるけど。

P1010076.jpg
煙草は、落ちてる分には味があっていいと思うんです。煙は嫌いですけど。

で次と。
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カテゴリ: 写真系

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まだ言うか 

なんかすごく酷い被害妄想に陥った気がするけど、具体的に何考えてたかは忘れました。

それとは関係ないけど、本当に頭がいい人と本当に頭が悪い人が、この世の中で一番生きにくいような、そんな気がしました。しただけ。




ここのところ、音楽聴いてたら、ぶちぶちノイズが混ざることが多くて嫌になります。理由はよくわかりません。サウンドボードかCPUか、なんかわからん。iTunes(音楽再生ソフト)でもYouTube(動画投稿サイト)でも、NML(クラシック聞きまくりサイト(有料))でも、同じように再生が途切れる。じゃあiPodならと聴いても、途中でプシュン(電源落ち)。もう買って二年以上経つしなー。

何か、俺に音楽を楽しむなってことか。って、これも被害妄想やないか。でも実際割と困る。ほぼ全ての音楽再生手段でノイズ入りか…。




最低限の意欲を喪失すると、ずるずるヤバイことになりそうで怖い。あーぶっちぶち。

そうそう、電脳コイルを全部みました。すげえ良かったです。まとまった。そして深い。単に拡張現実が描かれてる世界が面白いというだけでなく、その拡張現実と人間の心の関係というか、あんまり書くとネタばれるけど、データがあたかも本物であるかのような、実社会とサイバーの境界が混在している表現もうまいし、いいです泣きかけた(泣けなかったのは、クライマックスシーンの音楽があまりに狙ってたため)。特に、天沢勇子(登場人物)の心理状況が胸に痛く迫ってくる。「友達ってなんなのかよくわからない」「人とつながりが出来ることを怖れていた」もう心が痛くなります。

その見終わっちゃったな虚無感も手伝って。

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時代が進むにつれ初期投資量がはねあがる 

学問とか大体そうやろうけど、18世紀には博物学とか遺伝学の初期とかくらいがわかってればよかったわけやけど、今となっては複雑な内容をより大量に身につけることが求められたり、そうでないとろくな研究が出来ないというのは、仕方ないけど挫折者を大量に生んで然りですね。

あと100年すれば、歴史学でも+100年分の内容があるし、新発見される部分が大幅に増えてるしで、新しいことをやろうとする時に、未解明事項の減少と、解明の困難度合いが爆発的に跳ね上がってるんじゃないでしょうか。いや100年とは言わなくても、現に2,30年前よりは相当困難なことしないと研究になりませんよね。

もちろんその分ツールは進化してるけど、それを使いこなすために必要な人間のキャパシティも膨らんでる筈やし、既存の手法に準拠した方法論だけやと、まあ行き詰るか面白さ(新奇さ)をなくすかですよね。分子生物学なんか今そんな状態に近づいてるんじゃないですか。ほぼ同じ手法でなんとかの機能解析を、ばっかりやってて。あちこちでコケにされてますよ、分子生物学(広義)。

このブログ今日のエントリーとか、ボロクソやな。実情を知ってる人やし、まったく間違ったことは言ってないと思うから、それが悲しい。このまま進むなら分子生物学に期待は出来ないでしょう。


だけど実際新しい手法とか理論を持ち込むのは困難やし、それこそ余計に身につけないといけない部分が増えざるをえないし。学際領域とかで、一人が物理、化学、生物学、数学、情報科学そのたもろもろの必要手法を身につけるなんてこと、そう簡単には出来ないですよ。しかもそれを組み合わせて威力を発揮する手法を編み出すなんて、えっそれ可能…なんですよね…? 先にあげたブログの人なんかがまさに考えてる(理論物理と生物学?)けど、おそろしく困難でしょうね。マルチパラダイムプログラミング言語みたいなのも、より複雑なプログラムを作成できるかもしれないけど、これまでの言語より習得はむずそうに感じます。


本当なら、より効率よく各種手法や知識を身につける(あるいは手法や知識の身につけるべき量を軽減する)ことも考えないといかんでしょう。もちろんそこに、人間の学習限界量とか、学習を様々な方法で阻害される要因があるから、全然うまく行かなかったりするわけですが。


だから本当にこれからは、数十年前とは比べ物にならない量を処理でき、かつ発想力に長けた人間でないと、何にも出来ないんじゃないですか(ピペドなら出来るけど)。まあそれが、科学研究と人間の共進化の歴史として、連綿と続いて行くんでしょうか。

本当に100年後の研究者は、どんなスキルと知能が要求されるんだか。

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あのこは花火を見ていなかった。空の先を見てないていたんだ。 

単に好きな曲を紹介するだけじゃつまんないので、一曲に的をしぼって、その曲が聞きたくなるような文や絵をつくってみたい、とおもいました。さかさかっと絵が、有色の絵が描ける人がうらやましい。とりあえず文だけかいてみる。




ひかってたなつがおわっちゃうよ ―― Inspired by DE DE MOUSE「sunset slope」

 夏まつりがはじまったんだ。そこら中のものがうきうきしていた。夕日がしずんではじまったちょうちんのあかりがぼんやりと、そうぼんやりと。ふわふわした光がぴかぴかしていて、ぼくもここで、うきうきとしたかった。
 ううんたのしいんだ。しゃてきでは、いちばんほしかったクウガのフィギュアをたおしたし、きんぎょすくいでも12ひきすくったんだよ。かえったら、おしいれからすいそうを出してもらわなきゃって、たのしかったんだ。でもうきうきとはしなかったんだ。あのこが行っちゃうんだ。
 何でだかわかんないよ。夏休みがはじまる前までは、あのこのことなんて何も知らなかったのに。川へいったよ。山にもいったよ。とってもたのしかったんだ。ケンイチとシンヤと、ケンイチのお父さんもついて来てくれたっけ、とにかくみんなであそびに行ったんだ。でもケンイチやシンヤとは学校であえるけど、あのこは行っちゃうんだ。ぼくはそのことをあのこからきいて、そのときはふーんって答えたんだけど、その次の日から、あのこのことばっかり気になってしょうがないんだ。何でなのかなんて、わかんないよ。
 夏まつりであそんで、花火を見たら、あのこは行っちゃうんだって。何でかわかんないけど、たのしいけど、たのしくなかった。そしたら、どおんってさいしょの花火がなったんだ。いろんな色の光がぱらぱら光ってて、すごかった。でも、前の夏まつりのやつのほうが、もっとすごかったよ。あのこはとなりですごいねって言ってたけど、ぼくは、前のやつのほうがすごかったんだよって言ったよ。そうなんだ、って、あのこはちょっとだけさみしそうに言ったんだ。
 どおんどおんって、どんどん花火が空に光ってて、みんなはどおんと花火がなったらわー、ってよろこんでたんだ。でもぼくたちは、ずっとだまって花火を見てたよ。
 それで、あのこのことが気になって、よこを向いたら、あのこがないてたんだ。どうして泣いてるのかぼくにはわからないから、どうしたのってぼくは言ったんだ。そしたら、わかんないって、あのこはぽつっと言ったんだ。ぐしぐしないてて、ぼくはどうしたらいいのかわからなかった。ただとなりで、ぼけっと立ってたんだ。何でだかわかんないけど、そのうちに、ぼくの目がかゆくなってきて、何かいもまばたきしたよ。あのこはずっと花火がなってるほうを見て、ないてた。みんなは花火を見てうれしそうなのに、あのことぼくは、うれしくなかったのかな。また目がかゆくなってきて、こんどはうででごしごしこすったんだ。
 きっと花火がまぶしすぎて、目がおかしくなってしまったんだ。あのこだってきっとそうだったとおもう。花火のせいだったんだ。花火のばかやろう。ばかやろう。何かいも心の中でつぶやいてたら、ゆっくりとしずかになって、終わっちゃったんだ。終わっちゃったよ。

 何で終わっちゃうんだろう。何でかなんてわかんないよ。わかんない。




何に気を使ったかって、漢字の振り方。いずれはイメージ画とか書きてーな。しかしベタベタのベッタベタやな。

さてこれで聴きたくなるか否か。聴いたことある人は「イメージと違う」とのたまわれるでしょうか。

sunset girlssunset girls
(2008/05/07)
DE DE MOUSE

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「好きなもの」が「好きだったもの」に変わる要因 

箇条書きにすると

・1肉体的、精神的、時間的、金銭的余裕の欠如

 これは他の要因に間接的にきいてる場合も多いでしょう。自分が「これをしたい」という気持ちを持っても、「他にやるべきこと、考えるべき事があるんじゃないか」と、自分でストップをかけてしまう。それは楽しくない。好きなことをしようとしても、他の懸念事項が頭をよぎることが多く、楽しめない。楽しめないからちょっとづつ好きでなくなりだす。それが積み重ねで上手くなるものだったら、やる時間も減り、上達もしないので、さらにやりづらくなる。
こういうことが繰り返されると、そのうち「これに興味を持って時間とかいろんなものを無駄にするなら、好きにならないほうがいい」という対傷心機構を自衛的、無意識的に発達させて、そのうち「あれ、俺これ本当に好きなのかな」と錯覚し、本当の嗜好感情を見えづらくしてしまう、だから「好きだったもの」になる。やっといろんなことが片付いて「さあ好きなことをしよう」と思っても、とっくに「好きだったもの」のようになっていて、もう手遅れになっていた。とか。
今改めて考えると、正にこんな状況だった俺。
(つーかこれが書きたかったから、この記事を書いた)


・2時間の経過による嗜好の変化(飽き)

まあこれはいいでしょう。人は飽きないと次には進めなかったりするんじゃないですか。だから俺は、これはむしろ積極的な「好きだったもの化」の動きだと思います。


・3疎遠になって起こる嗜好の喪失

1の要因とか、その他何となく好きなものから離れてる内に、別の好きなものを見つけ、元好きなものは好きだったものになっていた。これは2に近いかな。


・4好きなことをし続けて生じる苦痛

悲慘なパターンかも知れんけどよくあるパターン。文を書くのが好きな人がライターとかになって、いやでも書かなきゃいけなくなる。その過程で、文を書くことがいやになる。プログラマーとかにもよくありそうなパターン。


・5やむをえない事情による別離

この場合大抵は、そう簡単に「好きだったもの化」することはないでしょうね。ていうか一生しないかも知らないです。なかなか吹っ切れないまま引きずりそう。主に人や動物が対象の場合に起きやすい。対象が存在しなくなった場合、どうあがいても「好きだったもの」としての記憶か思い出にならざるを得ない。
うーん、さあどうかな。例えばこの前亡くなった清志郎が好きだという人は、清志郎が「好きだった」にならざるをえなかったのか、まだ好きだといえるもんなのか。「清志郎の曲が好き」なら別やけど。


・6好きなものの別の面を見て好きじゃなくなるということ

「今は嫌い」て「かつて好きだった」って意味でもありますからね。なんぼそれを否定しても。ああ、「昔はどうとも思ってなかったけど、今は嫌いになった」は別か。



多分まだまだあるけど、全身筋肉痛なのでもう思いつきません(脳だって筋肉なんです)。誰か他も教えてください。

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ロキノンジャパンでPerfumeのメンバーが垣間見せた苦悩 

I will translate this article into English. Please wait for a minute.




広島でしがないユニットとして誕生したぱふゅ~むは、東京に出てきて、中田ヤスタカに目をつけられて、Perfumeと改名し、おそろしくブレークしました。そのかわりに、Perfumeの三人は「自分たちが歌を歌う」というアイデンティティを捨てなければならなかったはずです。

ヤスタカさんが曲を作り、三人に対して今までとは逆の「抑揚をつけず、心をこめず歌って」という要求をし(何かで言ってた)、彼女等の声にエフェクターをかけ、Perfumeの曲はほぼ「ヤスタカの曲」として大量に流通しました。もはや三人の声は素材扱い。で、そのことを、メンバーは受け入れてたんだと思ってました。

でも違ったのかな。

Perfume あ〜ちゃんの壮絶な苦悩と絶望の吐露、そして彼女は壊れてゆく@Rockin'on JAPAN 09年7月号 - Aerodynamik - 航空力学

少なくともメンバーの一人、あ~ちゃんはその現状に苦悩を感じているようです。

この記事で「ライブで直接自己表現することでしか、存在理由を感じられない」みたいな事を言ってますね。でも、(Perfumeの曲は大好きとはいえ)少なくともPerfumeのライブに行く気がない俺にとっては、Perfumeがあの三人である必要性は微塵もありません。最低限声が明るくて、音感がある女性なら、誰の声でもいいです。俺が好きなのはあくまでも「Perfumeの歌」ではなく「Perfumeの曲」なんです。そういう人も俺含めいるはずです。

ちなみにあと二人のメンバー、かしゆかとのっちの価値観は、ヤスタカの素材としては申し分がないですね。

作品としていい作品になってれば、歌いわけがどうのこうのとかないです。聴く人にちゃんと伝わればいいし、曲のよさが伝わればそれでいい(かしゆか)」歌にあまりこだわりを持たないという。(Perfumeにとっては)理想的スタンス、理想的価値観ですね。
事務所の方針にあったことを、作曲も作詞もしないで、出されたものをぱっとやるのがアイドル(のっち)」。非常に割り切った価値観。嫌でもしかたなし、って感じかもしれないけど。

対するあ~ちゃんは歌にこだわりを強く持っているという。確かにそれなら、自分の歌が加工されて自分のものじゃなくなる感じは、相当嫌でしょうね。

ではここで想像してみましょう。絶大な人気を誇るボーカロイドの初音ミクが、「あなたの曲を歌わされるだけの存在は嫌だ」と言い出したら、ボーカロイドでオリジナル曲を作っている人はどう思うでしょうか。

初音ミクが作詞とか作曲とかして、声の抑揚も勝手につけて、しかもその歌い方がいかにも機械的で、アーティストが表現したい世界と全然違うとしたら。「そんな歌を歌ってる暇があったら、俺の曲を歌え」とでも言うんでしょうか。

ここで初音ミクを素材として使っていたアーティストに、いくつかの選択肢があります。

1.有無を言わさず、アーティストの思うように歌わせ続ける。
2.初音ミクの自己表現を尊重できるように歩み寄る(それでアーティストが表現したいこととずれたとしても)
3.鏡音リンや巡音ルカなど、別の素材を使い、初音ミクをお払い箱にする。

中田ヤスタカはどの選択肢をとるか、これから気になる所です。もし1なら、Perfumeはより多くの人に受け入れられるcapsule化するんでしょうか。そろそろ違うアプローチをしないと(というかPerfumeでもっと可能性を追求しないと)、ヤスタカも某小室のように飽きられる時が来るような気も、うっすらとします。

あと気になるのは、あ~ちゃんの表現能力がどれ程のものかということ。もし大したことのない二流インディーズシンガー程度なら、素材としてしか存在できないだろうから諦めろ、とでもいいたくなりますが、実際にどれほどのものか知らないのでその辺はさておきます。


おそらくこの記事を当事者が見ることはないと思いますが(たどり着けたら凄いっすね)、このままいくとPerfumeとcapsuleにたいした違いがなくなるんじゃないかと、俺は少々危惧してます。


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ほんじつのおもいつき―若者が不遇になると選択圧がかかり、優秀な人材が残りやすくなる? 

ポスドクが無職であぶれまくってるとか聞くけど、あの人らはコネも能力もなかったから敗退したんじゃなかろうか、とか思いはじめました。ああいうポスドクの頭数を増やしといて、そのなかで競わせて、より優秀な人間のみを教授コースにのせることで、大学教授の質は将来的には上昇しているかもしれんのです。つまり敗退ポスドクは、国全体の学者のレベルを上げるための過程で生まれた不良在庫なのかもしれないんですね。

真珠の核を真珠貝に入れても、本当に質のいい真珠(花珠)はそのうちの5%しかできないそうです。他45%は二級の真珠くらいにはなるけど、残り50%は売り物にもならないんですとよ(追記)他の40%くらいは二、三級の真珠にはなるけど、5%ができそこない、そして残り50%は真珠を作れずに斃死なんだそうです。(追記ここまで)
で、たくさん真珠をとりたいがために、より多くの真珠貝に核を入れて、半分くらいは売り物にならんと放置(追記)かなりの部分は売り物にならんし需要はないしで放置。「企業は、高度に専門化された奴は使いにくいから敬遠する」って、三級くらいの真珠はいいとこ安い観光土産、斃死したならホンマに価値がないから、その博士号はなかったことになって、無職またはフリーター(追記ここまで)。そんで市場価値がないことを嘆息してたら、「核を入れられたお前が悪い。自己責任や」ですよ。そりゃ花珠を目指したくもなくなりますよね。

実際博士号を持ってる人が少ない時代には、多少能力的にあれでも教授になれたはずでしょ。そういう意味では、ポスドク不遇は国としてみると利益かもしれない。敗者を自己責任ではきすてるような荒っぽい使い方してると、あとでツケ回ってくるやろうけどね。

今無職ポスドクを支援することは、自分らで貝に入れて駄目になった分の核を、もっかいどっかで活用しようってことか。国の研究者のレベルを上げるのは、結局そんな安上がりじゃなかったってことやな。真珠と違って不良品を捨てりゃいいとはいかんし。そういう意味では、自殺してくれたほうが国としては助かったりして。わざわざかねかけて処分する手間が省けるから。国なんてそれくらいサバサバしとかんとやってけんでしょう。


多分今の助教とか博士課程あたりの人間から、もっとも優秀な研究者層が出来ると思います。そしてその後の世代の研究者層は、多少劣ると思います。研究者を目指そうとしていた優秀な人間が現状を見て、研究職を志さなくなることも少なからずあるはずなので。

能力を飼い殺されるような企業には優秀な人間が入ってこなくて(現状を見て優秀な人間側にそっぽをむかれるから)、さらに能力ある人間が減っていくという悪循環が、おそらく旧風的な企業などですでに起こっていると思いますが、ひょっとすると大学や各研究機関でも遠からずそういう悪循環に陥るのでは、と懸念する次第です。


過激な意見も辞さないつもりです、とトップに掲げてたこともあったな、そういや。

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こわれた歌はございません。 

言葉はキュークツと言ったのは辻仁成やったな。確かに言葉は窮屈。既存のは。柴咲コウやりょうを形容できる表現すらない日本語なんて。


最近、たのしいとおもしろいは全然違うもののように思えてきた。

というのも、おもしろいけど楽しくないとか、そういうことがあるんじゃないかと、何となく思えてきたので。

曲聴いてて、いい曲やなと思ってても、それは曲が面白いのであって、それを聴いてる俺は「面白いな(曲が)」と思いはすれ、「楽しいな(俺が)」とは思ってないんじゃないかと。もはや自分にすら不信感。

面白いと感じることはあっても、楽しいと感じることが少ない、または、ない。でも多くの人は面白いと楽しいは不可分のものだから、面白いと思えるものがあるイコール楽しい、と思ってる(のかな)。そのへんですれちがう。かみ合わない。


ぼくはここでずっとまわっているはぐるまさ。もうずっと誰の歯ともかみあってないよ(KETIPA)。


ちなみにたいとるの「こわれた歌はございません」は、家電回収車の「こわれていてもかまいません」を聴き間違えたものです(実話)。

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