次の音は、思わぬところに埋まっている。

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忍耐や負荷を避ける努力をしないのは罪か 

我慢することの害

増田(はてなのアノニマスダイアリー)にあった記事。なるほどとひざを打つ反面、事はそう簡単でもないやろうなと思うのも事実。


例えばすかいらーくかどこかでサービス残業を我慢し続けて倒れ、意識が戻らなくなってしまった人を両親が介護し続けているというような話があった。これについてもサー残を我慢し続けた人が「負荷の大元を取り去る努力」を行っていれば、両親も息子の介護という苦しい仕事に老後の時間をつぎ込まなくてもよかっただろう。
両親はたぶん自分たちが被害者だとは思っていないだろうが、客観的に見れば「両親に重労働を押し付けている」のはすかいらーくであり、ブラック社員だった息子なのだ。



そういうところは大いにあると思う。あらゆる場面でこの構図は成り立つ。家庭、社会、学校、気づかない内に被害者が別の被害者を生み出している構図。この辺りのことを考えると心が苦しくなる。何かもうきつい。


我慢せずに逃げる人を「無責任」「子供」「社会人として駄目」「どこに行っても通用しない」と罵倒し、我慢せずに戦う人を「金の亡者」「自分さえ良ければいいのか」「世の中を知らない」「KY」と叩きまくる人もたくさんいる。いるというか、私の皮膚感覚からすればそっちがマジョリティだろう。
こうして何が正しくて何が間違っているのか判らない現場に放り込まれたブラック社員はどんどん疲弊していく。日本のどうしようもない閉塞感というのはこれが原因だろう。



非常に同意はしたい内容。でもじゃあその閉塞感を、この匿名筆者が言うように「負荷を我慢しない」ことで何とかできるのか。出来る人もいると思うけど、おそらく大半の人は出来ない。「負荷を我慢しない」で生きるには相当の覚悟と能力が必要になるし、どうしても避けられない負荷は存在するわけだから、誰かがそれを背負うことになる。

ということは、「覚悟も能力も努力もない何にも出来ないようなカスが、たっぷり負荷を背負ってうつになったり自殺しているニュースを見て、憐みと蔑みを感じる人になろう」ということか。ちょっと言い方悪いかな。

てかね、「負荷を我慢しない」ように生きることを目指すという負荷が、人によってはブラック会社で残業するのを耐えるより苦痛だったりするんじゃないでしょうかね。特に、これといった方向性とか目的がない場合は。

優等生的な人だと、与えられた課題をこなすのに必要なエネルギーを最小化するように適応してるから、自分で目標意識をもって何かに取り組むことの方が、はるかにエネルギーを磨耗するということも往々にしてありそうですね。学校教育に従順だった人ほどその傾向があるでしょう。まあ俺だけど。まったく恨めしいなかつての俺。気づいただけマシとするか。

だって何していいかわからない(裏を返すと何をしてもいい)って、結構不安なことですよ。そこに「最低限暮らせるだけのお金を稼げるなら」なんていう条件がついたら、もう身動きできなくなる人大量に出ますよ。それならいくら残業がきつくても仕事がいやでも、今の立場を手放したくないと思う人が出てくるのは、必然に近いですね。現状。

しかもみんなが我慢しなくなって好きなことをやったら、失敗して余計にいらん負荷を抱える人が増えるだけです。みんながみんな起業したって、その企業が全部成功するわけなんてないんやから。だからその辺は、能力と努力の差によって競争を強いられるわけです。能力でも努力でも劣る人は、ブラック起業で残業してるほうがマシかもしれないってことですよ、場合によっては。で、そういう我慢を強いられる人間から見れば、負荷を我慢しない人間はうらやましく嫉ましい。特に自分がそうなれないと思っている場合はなおさらでしょうね。だからこそ「無責任」「子供」「社会人として駄目」とか言うわけです。


ちなみに学校の目標は(俺が思うに)、サラリーマン的な立場に順応できる人間を量産して社会を下支えさせることなんだから、そのあたりは成功してるわけです。だから、社会を機能させる上では、今の教育を変える必要は、あんまりない。ただそこに「個々人の幸せを目指す社会」という題目がつくなら、今のままじゃまずいけどね。

社会を統率する上では、手厚い人権保護なんて余計なコストをかける原因にしかなりません。でも人権があまりにないがしろにされると、社会全体の状況が悪くなる。人権を尊重しすぎても尊重しなさ過ぎてもうまくいかない。どのあたりが一番いい落とし所なのかというのは、ひとつのトレードオフですね。

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