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デジカメでコケ植物をできるだけ綺麗に撮る(図鑑的な写真として) 

コケ植物いいですよね…いいよコケ、うん…(いきなり変態チックですいません)。

でもコケといえば「そこらへんの隙間に生えてるやつ」とか、「コケってどこに生えてんの?」「何が面白いの?」という顔をされることもしばしば。大体、コケといっても種類が恐ろしく多いし、細かく種類を調べるにも顕微鏡的な観察が必要だったりする。

観察指南書も他ジャンルに比べて少ないし、地味だし、難しいし、というわけで生物好きでもなかなか手を出さない人は多そうです。

せめて写真でも綺麗に撮れれば、同定もしやすいしいいんじゃないか、というわけで、以前からやってみたかったコケ採集、撮影をやってみました。コケの写真を撮りたいけど、デジカメを使える顕微鏡もってない、とか、もうちょっとなんとか近寄れないの、という方は、参考にしてください。
なお今回の撮影は、生えている様子を収める生態写真ではなく、図鑑的な、或る意味顕微鏡的な写真をめざしております。コケをモチーフにした素敵写真が取りたい方はご自分で精進してください。


用意するもの:
シャーレか何かの容器、ピンセット、水、すごく近くにピントが合うデジタルカメラ(0.01cmとかが理想)、硬質のクリアケース2枚(B6程度、100均で2枚セットであります)、イーゼル(絵とか立てるあれ。100均の小さいので十分)、トレーシングペーパー(コピー用紙でも可?)、ティッシュ、鉛筆


手順:

mosses between the stones
1. まずは手近で。手探りで。いつもの感じの写真を撮りに行くついでに、ビニル袋とピンセットを自転車につるし、目に付いたコケをポリッと掻いて持って帰る。


koke4
2.集まったら、まとめてシャーレなり何なり適当な容器にあつめる。この写真をみてワクワクするなら、かなりコケマニアの素質ありだと思いますよ。ちなみにテープを巻いてるのは、移動中のこぼれ防止。



koke5
3.水に浸して元の形にもどす。このときに、余計な土とかを取っておく。



koke10
4.コケの一部を摘み取って、余分な水分をティッシュでふく。



koke2
5.4で用意したコケをクリアケースに入れる。もう一つのクリアケースには、1cmの目盛りを引いたトレーシングペーパーを入れておいて、イーゼルに立てかける。で、その上にコケを入れたクリアケースを立てかける。写真では分かりにくいけど、クリアケース左上のゴミみたいなのがコケ。



koke3
6.ピントの合う一番近いところまでレンズを寄せ(これの場合この距離でもピントが合う)、三脚に立ててセット。イーゼルをおさえてなくても動かないところに設置できるとなおよし。で、F値は4-8(わりとてきとう)、シャッタースピードを2.5-5秒ほどで撮影すると、かなりうまく写ります(実はここがポイント)。シャッターボタン押す時の手振れには注意。


シャッタースピードなんて変えれねーよ、という場合は、なるべく明るくする(上側に隙間を空けるとかする)といいでしょう。うしろから光を当てるという手もありますが、写真のように失敗しやすいので、あまりおすすめしません。

koke8
koke7
失敗例。


koke17
うまく行けば、こんな感じで撮れます。細部も意外とわかり、わりと良いです。顕微鏡みたいに目が痛くもならず、しかも安価。当然カメラの画素数が大きいほど、細かいところまで写ります。(右上の線は1cm×1cm)。
ちなみにこの写真では、F7.1、露光時間は8秒。これが短いと暗くなるんですよね。密着してるから。

koke14
修正かけるとこんな感じ。センチメートルバーはめんどいので省略。最低限の形態くらいは見れます。でも未同定。わからんもん。


koke12
ちなみに、このイチョウウキゴケのように、分厚いものにはあまり向いてません。これはF8で13秒露光してますが、光もピントも合わない部分がどうしてもでてくる。上の方は細胞も見えてていい感じなんだけども。


ほか色々撮ったんだけど、全部は出せないので一部。

koke13
一番意外だったのは、この写真みたいに細胞もきっちりうつることがあること。ここまでくるともはや簡易顕微鏡として使えるな。まあこれはコケ植物じゃないと思うけど。F4.5、露光3.2秒。


koke16
これはヒロクチゴケ。湿地やら水田やらでポピュラー。みたいに分厚いものはヤブれやすい。F8、露光15秒。


koke15
ギンゴケ。街路樹の根っこ近くとか、コンクリのすきまとかでもこもこ銀光りしてるのは、だいたいこれ。F8、露光13秒。


F値や露光は工夫してみてください。あんまり露光が長すぎてもダメになります。20秒とかすると背景がピンクになったりします。


これで採集の楽しみが広がるなー。こんど山とかに行ってみたいもんです。


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(2007/10/12)
蟲文庫店主 田中美穂

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